薪づくりと必要な薪の量について

薪づくり

作られた薪は割高です。
一般的には丸太を購入して自分たちで薪を作ります。
山から切り出された丸太。人の手がかけられていないので価格は安いです。

チェーンソーで玉切りした後、薪にします。
薪用の丸太は森林組合、製材所や林業関係から購入することができます。

薪ストーブを使っている、ということを周りの人に知ってもらうと、いろんなところからの情報や、また自宅の剪定枝を分けてくださるなど、とても助けになります。
薪エネルギーは自給自足が理想です。

薪の含水率(薪の中に含まれる水分量)は20%以下を目安としています。

ただ伐ったばかりの木の含水率は50%を超える場合があります。
生の木は重量の半分が水なのです。そこから20%まで減らしていくことが大切です。

風通し・日光が十分にある場所で乾燥させることで、良い薪を作ることができます。
※樹種に合った乾燥期間を設ける必要があります。
針葉樹なら3ヶ月から半年、広葉樹は1年以上が望ましいでしょう。

乾燥が十分でないと、下記のような問題が発生します。
①火がつきにくい(温度が上がりにくく、暖かくならない)
③水分を含んだススが煙導内に付着し、煙突を詰まらせる原因となる
④煙が大量に発生し、臭いの原因となる

必要な薪の量

温度や燃焼時間を調節するために、大きく分けて3種類を用意します。
薪を使い分けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節しやすくなります。

■ 焚き付け用の細い薪
■ 中くらいの薪
■ 長い時間燃やす為の太い薪

大体1日で2~3束(1束6本~10本)程度は使います。
2~3束 / 1日 → 60~90束 / ひと月 → 240~360束 / 1シーズン